財布を忘れたとき現金はコンビニATMで出せる!くわしい手順と対処法も

財布を忘れたとき現金はコンビニATMで出せる!

今はキャッシュレス決済での支払いが多くなり、その都度現金を出す手間がかからず、とても便利になりましたね。

そのため現金は「念のために」持ち歩くという人も多いのではないでしょうか。ただ、現金でないと支払いができない場合もありますね。

財布を忘れたとき、あなたならどうしますか?

財布を忘れたときや現金が必要な場合は、スマホのアプリを使いコンビニATMで現金を手に入れられる「スマホATM」のサービスがあります。

この記事では、スマホATMでおすすめアプリの登録手順や、コンビニATMで現金をおろす方法もくわしくご紹介しますね。

また、現金がなくて困ったときの電車やバス、コインパーキングでの対処法も教えます。

財布を忘れた、どうしよう!という万が一のために、この記事を読んでおくと安心できることでしょう♪

目次

財布を忘れたとき現金を手に入れる方法

今はキャッシュレス決済も広まり、現金を使わない機会が増えましたが、現金でなくては支払えないときもあります。

例えば電車賃、バスの乗車賃、コインパーキングなどがありますね。

駅についたけどSuica忘れた…財布もないし、取りに帰る時間もないしどうしよう…。

こんなとき、私だったらパニックを起こしてしまいそうです。

今、現金が必要!というあなたには、スマホのアプリを使いコンビニATMで現金を手に入れることができる「スマホATM」のサービスがあります。

これなら、財布を忘れた場合でもスマホさえあれば、ひとまず安心です。

スマホATMで現金をおろせる、手続きも簡単なおすすめのアプリは、こちらの5つです!

スマホATMでおすすめのアプリ
  • みんなの銀行
  • Kyash(キャッシュ)
  • d払い
  • auじぶん銀行
  • LINE PAY

スマホATMならキャッシュカードがなくても、スマホを使って現金をおろすことができるのです。

しかもコンビニATMなら見つけやすいし、24時間お金をおろすこともできて便利!

また、これらのアプリに新しく口座を開設するときも、スマホで登録ができ、すべてWEB上で完了します。

ただ、アプリの登録がない場合、口座開設の審査に時間がかかるため、すぐに現金手に入らないケースもあります。

あらかじめ登録しておくのがおすすめ!

アプリの登録をしていない場合の対処法は、のちほどご紹介していますので、最後まで読んでくださいね。

実際に現金をおろすときは、アプリを起動しコンビニATMの画面に表示されるQRコードを読み取り、情報を入力します。

現金をおろす手順も、のちほどくわしくご紹介していきますよ。

また、スマホATMで出金するときは、一度におろせる限度額や1回ごとの手数料が決まっていますので、覚えておきましょう。

それぞれのサービスの金額を表にしてまとめたのがこちら!

お金をおろせる場所一度におろせる限度額手数料
みんなの銀行セブン銀行50万円110円
Kyashセブン銀行30万円220円
d払いセブン銀行10万円220円
auじぶん銀行セブン銀行
ローソン銀行
50万円110円
LINE Payセブン銀行10万円220円

それでは、スマホATMで現金をおろせるアプリについて、1つずつみてみましょう♪

<みんなの銀行ウォレット>財布感覚で使える

みんなの銀行は、ふくおかフィナンシャルグループが出資しているデジタルバンクで、2021年5月にサービスを開始しました。

みんなの銀行では、普通預金のことを「ウォレット(財布)」と呼んでいます。

口座にお金を入れておけばATMでおろすことができ、まさに財布感覚でウォレットを使えますね!

満15歳以上であれば未成年でも、口座を開設することができます。

また口座を開設すると、年会費無料のJCBデビットカードが自動発行されるそうです。

アプリ内で全てのサービスが利用できるため、カードはアプリ上でのバーチャルカードのみとなり、リアルカードは発行されません。

口座開設に必要なもの

  • スマホ
  • メールアドレス
  • 携帯電話番号
  • 顔写真付き本人確認書類
みんなの銀行の口座開設方法
  1. みんなの銀行アプリをダウンロード
  2. お客様情報の入力
  3. ビデオ通話機能による本人確認
  4. ログインパスワードの設定

<Kyash>最短スピードでカード発行ができる

Kyashは、アプリをダウンロードすると、審査も書類も必要なくVisaブランドのバーチャルカード「Kyash Card Virtual」を発行できます。

「Kyash Card Virtual」は最短1分で発行でき、WEBショップでの買い物に使うことができます。

銀行口座やコンビニから使う分だけ入金するチャージ式なので、使い過ぎを防げるというメリットがありますね!

ついカードを使い過ぎて、引き落とし日に青くなっている私も、これなら安心です。

リアルカードも作ることができ、Visa加盟店ならコンビニやスーパーなど、どこでも使うことができる優れもの。

またVisaカードとしてポイントが貯まるのも嬉しいですね。

ただスマホATMで現金をおろす場合は、スマホ本人確認(マイナンバーカード読み取り、または顔写真と本人確認書類を撮影)が必要です。

会員登録に必要なもの
  • スマホ
  • メールアドレス
  • 電話番号
Kyashの登録方法
  1. Kyashのアプリをダウンロード
  2. お客様情報、電話番号の入力
  3. 「バーチャルカードを発行(無料)」をタップするとKyash Card Virtualが発行される

<d払い>スマホATMもOK

d払いはポイント還元率が高く、スマホ決済で使えるお店も多いため、使っている人も多いのではないでしょうか。

すでにd払いを利用している人は、d払い残高からセブン銀行で現金をおろすことができます。

ドコモ回線を利用していなくても、dアカウントおよびクレジットカードを設定すれば、d払いが利用できますよ。

色々な場面で使えるd払いは、登録しておくと便利ですね!

会員登録に必要なもの
  • スマホ
  • メールアドレス
  • 携帯電話番号
d払いの登録方法

〈ドコモ回線の方〉

  1. 4ケタのパスワードを入力
  2. 利用設定を入力して利用開始

〈ドコモ回線以外の方〉

  1. dアカウントの作成
  2. dアカウントのID、セキュリティコードを入力
  3. クレジットカードの登録(本人認証サービスの設定されたもの)

<au自分銀行>セキュリティ面でも安心安全

auじぶん銀行は、ⅾ払いと同様にau回線契約者でなくても、オンライン上で口座を作ることができます。

セキュリティ対策にも力を入れており、ATMでの取引時のみロックを解除できるシステムになっています。

またATM出金限度額も初期設定は50万円ですが、セキュリティの面から、自分で設定を少額に変更することも可能です。

WEBとアプリ、どちらからでも口座の開設はできますが、アプリのほうが手間がかからないですよ。

アプリでの口座開設に必要なもの
  • スマホ
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 顔写真付き本人確認書類
auじぶん銀行の口座開設方法
  1. じぶん銀行のアプリをダウンロード
  2. 本人確認書類と自身の顔を撮影する
  3. お客様情報を入力
  4. 申し込み完了の連絡メールを受信
  5. 申し込みから1~2週間でキャッシュカードが届く(アプリでの申込みは届く前から口座の利用が可能)

<LINEPay>使いやすく手続き簡単

LINE Payはスマホ決済としてすでに使っている人もいるのではないでしょうか。

LINE PayをスマホATMとして使うことをおすすめするポイントは、銀行口座情報のみが必要で、本人確認書類が一切不要ということです!

身分証を財布に入れている人も多いと思うので、身分証がなくても現金をおろせるのはありがたいですね。

また、まとまった現金が必要なとき、銀行口座をあらかじめ登録しておくと、直接チャージができるので財布を忘れたときでも安心です。

手続きも簡単そうだったので、私もアプリから銀行口座を登録してみましたよ!

銀行の口座番号や口座情報が必要でしたが、登録は5分くらいで完了し、とても簡単でした♪

アプリに銀行口座を登録するのに必要なもの
  • スマホ
  • 銀行口座番号
LINE Payの銀行口座登録方法
  1. LINEのアプリを起動し、ウォレットからLINE Payを開く
  2. 規約に同意し、銀行口座番号や口座情報を登録する

口座を登録したら、あとは「+」チャージをタップして「銀行口座」を選択します。

金額を指定すれば口座からチャージでき、現金をおろすことができます。

手続きをしてみて感じたのは、これで財布を忘れたときでも大丈夫!という安心感でした。

しかも口座とつながっていることで、ある程度まとまった現金が必要になっても困らずに済みそうです♪

<セブン銀行ATM>現金を出金する方法

ではアプリを使って、実際にコンビニATMから現金をおろす方法です。

先ほどご紹介した5つのアプリとも、セブン銀行ATMで現金をおろすことが可能なので、くわしい手順をお伝えしますね。

セブン銀行ATMで現金を出金する方法
  1. セブン銀行ATMの画面左上「スマートフォンでの取引」をタップする
  2. スマホのアプリを起動し「スキャン」をタップしたら、ATM画面に出てきたQRコードを読み取る
  3. 表示された企業番号を入力する
  4. 出金手数料を確認する
  5. 暗唱番号(認証番号)を入力する
  6. 出金額を入力したら「出金」をタップする

アプリによって、多少操作の方法が変わりますが、基本的にはこの手順でお金をおろすことができます。

財布を忘れたケース別の対処法

定期やSuicaもなく、さらに財布を忘れたときに困るのは、電車やバスに乗るときですね。

コインパーキングも、現金でしか払えないところなのに財布がない…となったら、このまま出られない?!と不安になりますね。

バスや電車、コインパーキングで現金がないときは、後日清算が可能になるなど、何らかの対処法があるので安心してくださいね!

私もコインパーキングで出庫しようとしたら一万円札しかなく、後ろには車が並んでいるしどうしよう…と慌てた経験があります。

幸い、通りかかった知り合いにお金を借りて、そのときは出庫することができました。

いざというときの対処法を知っていたら、慌てずに済んだのかもしれません。

それでは、財布を忘れたときのケース別に対処法を1つずつみていきましょう。

電車で財布を忘れたときの対処法

出先で財布を紛失するなどして、帰りの切符代が払えない…という場合は「着駅清算」という対応が取られます。

現金がないことに気づいたら、まず駅員さんに相談し事情をよく説明しましょう。

すると最寄りの駅で「支払猶予願い書」という、言わば誓約書を書いて提出することになり、後日清算が可能になります。

また、新幹線などの高額な切符を紛失したケースでも、着駅清算の相談を駅員さんにしてみましょう。

ただ、5千円の切符を買ったのに紛失した場合、着駅清算できたとしても、再度5千円の乗車料金を払うことになります。

この場合、領収書があれば払わずに済む可能性がありますので、覚えておきましょう。

バスで財布を忘れたときの対処法

バスの定期を家に置いてきて、財布も忘れた…と、乗車後に気づいたら最悪ですね。

こんなときの対処法は、いたってシンプルで「すみません、現金を持っていません。」と素直に車掌さんに申し出ることです。

その後の対応は、車掌さんやバス会社によって異なると思います。

たいていの場合は「次回、一緒に払ってくださいね」と言ってもらえ、降りることができるそうです。

ただこの対応は、あくまで車掌さんの善意によるものですので、次回乗車したとき必ず一緒に払いましょう!

またバス会社によっては、電車と同様に「着駅清算」の形を取る場合もあります。

「支払猶予願い書」を最寄りの営業所で記入し、後日清算することができます。

コインパーキングで財布を忘れたときの対処法

スマホ決済ができないコインパーキングの場合、管理会社に連絡しましょう。

無人パーキングであっても、駐車場の看板など、どこかに管理会社の連絡先が書いてあるはずです。

そこに連絡をして事情を説明し、今後の対応を相談しましょう。

管理会社によって対処法はさまざまですが、後日支払うことで出庫させてくれるケースもあります。

この場合、免許証などの身分証明書が必要となるかもしれません。

また、無理やり出庫しようと車止めを破損させると、器物破損で訴えられたり多額の現金を払ったりすることになります。

ほとんどの駐車場には、監視カメラがついていてナンバーも確認していますので、絶対にやめましょう。

現金がないと困るケース別に対処法をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

それぞれに対処法があり少し安心しましたが、現金がなくて困るような状況を作らないよう、心がけるといいですね!

私はコインパーキングの件以来、車の中にいつも小銭を常備しておくことにしました。

また、スマホカバーに千円札を入れておき、いざというときのお守り代わりにしています♪

財布を忘れたときに警察でお金を借りる方法

財布を忘れた上にスマホも忘れてしまい、さらには家に帰る交通費もない…というとき、あなたならどうしますか?

頼れる人が誰もいなく、また知らない場所でそんなことになったら、頼みの綱は警察しかない…と、すがりたくなりますね。

調べてみると、財布を忘れたときに警察で助けてもらえるかもしれない手段がありました!

「公衆接遇弁償費(こうしゅうせつぐうべんしょうひ)」という公的な制度により、交番で一時的に現金を借りることができるのです。

まず身分証の提示を求められ、現金がない経緯などをくわしく聞かれます。

財布を忘れたけど届けてくれる家族がいるなど、他の対処法がある場合は現金を借りることができません。

また1回に借りられる限度額は、基本的に1000円が上限となります。

例えば、財布を忘れたので家に帰るために必要な電車賃(必要最低限の現金)を貸してくれるということです。

各都道府県の警察本部によって、この制度を適用しているかどうかが異なります。

現在、公衆接遇弁償費の制度がある都道府県は、次の7つとされています。

  • 群馬県
  • 東京都
  • 愛知県
  • 大阪府
  • 京都府
  • 熊本県
  • 宮崎県

これらの都道府県の交番なら、現金を借りることができるかもしれません。

  • 警察署
  • 警ら用無線自動車(パトカー)
  • 駐在所
  • 運転免許試験場
  • 鉄道警察隊(駅)
  • 地域安全センター

色々な場所で借りることができますね!緊急時、交番が近くにないときは覚えておきましょう。

最後に、現金を借りた場合は、借りた場所まで直接現金を返しにいくことも忘れないでください。

あくまで一時的に借りているだけなので、返済しないと逮捕される可能性もあるそうですよ!

まとめ

  • 財布を忘れたときは、スマホだけでコンビニATMから現金をおろすことができる「スマホATM」のサービスがある。
  • スマホATMで現金をおろせるおすすめのアプリは「みんなの銀行」「Kyash」「d払い」「auじぶん銀行」「LINE Pay」の5つである。
  • 電車やバス、コインパーキングを利用し、財布を忘れて現金がないときは、後日清算ができるなど何らかの対処法がある。
  • 財布を忘れたときに警察に行くと「公衆接遇弁償費」という公的な制度を利用して、現金を貸してもらえる可能性がある。

今は、出かけるときに財布は忘れても、スマホだけは忘れない!という人も多いですよね。

スマホを忘れたら確かに何もできませんが、今回調べてみて、万が一のために現金を持ち歩く必要性も感じました。

もし財布を忘れたとき、現金を手に入れる方法として、この記事があなたの役に立てれば幸いです♪

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