添加物はできれば避けたいと思いつつ、カップラーメンがやめられないあなた。
私もカップラーメンが大好きでついつい食べてしまいます。でも、カップラーメンの添加物を見るとびっくりしますよね。
できるだけ…添加物が少ないカップラーメンて存在するのかな?
今回はそんな疑問を解消するために、カップラーメンにできるだけ添加物が少ないものはあるのか調べてみました!
- 添加物が少ないカップラーメン
- 添加物が少ないインスタントラーメン
- カップラーメンに使われている添加物について
添加物が少ないカップラーメンはこちら!
添加物だらけのカップラーメン。
調べてみましたが、ほとんどの商品がやっぱり添加物だらけでした。添加物が少ないカップラーメンはなかなか見つからず。
ひとつだけ、「風と光 有機ヴィーガンラーメン」が、不要な添加物を排除して作られていましたよ!
風と光 有機ヴィーガンラーメンは、醤油ラーメンと塩ラーメンが販売されています。
そして、日本初のオーガニックでヴィーガンの認証を取得したカップラーメンなのです!
ほかにも風と光 有機ヴィーガンラーメンはこだわりをもって作られているので、特徴をいくつか紹介しますね。
- 動物性原料不使用
- スープは、野菜と昆布の旨味を感じる有機の醤油ダレを使用
- 有機乾麺はノンフライ
- かんすいにはモンゴルかんすいを使用
ヴィーガンラーメンなので、動物性の原料はすべて不使用で作られています。
口コミを見ていても、おいしいとの声が多かったですよ!中には、普通のカップラーメンのほうがおいしいとの声もありましたが。
また、インスタントラーメンの麺は、「フライ麺」と「ノンフライ麺」があるのですが、風と光 有機ヴィーガンラーメンは、ノンフライ麺です。
違いを簡単に説明すると、「フライ麺」は油で揚げて水分を飛ばします。一方、「ノンフライ麺」は、熱風を当てて水分を飛ばしますよ!
ノンフライ麺のほうが、生麺に近く、カロリーや脂質もフライ麺より低くなります。
カロリーが低いのは、嬉しいポイントですよね。
そして、風と光 有機ヴィーガンラーメンでは、使用するかんすいにもこだわっています。
ちなみに、かんすいとは、昔からラーメン独特の風味やコシを出すために使われている、食品添加物です。
かんすいは、ラーメンにはなくてはならないもので、安全な食品添加物とは言われています。
しかし、中には「質の悪いかんすい」もあり、安全性に疑問があがることも。
添加物を減らそうと意識しているメーカーだと、かんすいを使わない麺や、使ってもかんすいにこだわっていることが多いですよ。
風と光 有機ヴィーガンラーメンは、原材料もかなりこだわって作られています。
原材料名はこちらです!
有機麺[有機小麦粉(国内製造)、食塩]
有機添付調味料[有機醤油、有機醸造調味料
有機ごま油、食塩、有機砂糖、有機酵母エキス、玉ねぎエキス、にんにくエキス、
ねぎエキス、昆布粉末、こしょう]
かやく[乾燥ねぎ、乾燥わかめ]/ かんすい
カップラーメンで、この原材料はすごいですよね!
もし手持ちのカップラーメンがあったら、見比べてみるとびっくりすると思います。(笑)
やはり普通のカップラーメンよりはお値段は高いかもしれませんが、少しでも添加物が少ないカップラーメンを求めている人には嬉しい商品ではないでしょうか?
我が家はカップラーメンを非常食にも買っているので、こういった商品が増えたら嬉しいなと思いました。
ほかにも、一時期、無印良品で化学調味料不使用のカップラーメンが販売されていたようですが、残念ながらすでに販売中止となっていました。
いつかまた作ってくれる可能性に期待して、企業に声を届けていきましょう!
ただ、添加物が少なくてもヴィーガンラーメンじゃ物足りない!と言う人も、もちろんいますよね?笑
カップラーメンは、調べても調べても添加物が少ない商品に出会えませんでしたが、インスタントラーメンならまだありましたよ。
次に添加物が少ないインスタントラーメンを紹介します。
添加物が少ないインスタントラーメン
インスタントラーメンでしたら、添加物が少ないラーメンがいくつかありました!
我が家は子どもがラーメンが大好きで、長期休みのお昼にはとってもお世話になります。
少しでも添加物が少ないラーメンは本当にありがたいなと思いました。
それでは、添加物が少ないインスタントラーメンを紹介していきます。
- 創健社 ラーメンシリーズ
- ムソー どんぶり麺シリーズ
- さくらいのラーメン
- 桜井食品 有機ラーメンシリーズ
- 鳥志商店 博多中華そば
それでは、ひとつずつ紹介していきます。
創健社 ラーメンシリーズ
創健社さんでは、「不要な食品添加物不使用」を使わないというこだわりのもと、さまざまな商品が作られています。
ラーメン以外も気になる方は、創健社さんの公式HPを見てみてくださいね。
創健社さんでは、ラーメンだけでもたくさんの種類が販売されていますよ。
今回紹介するラーメンシリーズでは、麺は国産小麦の小麦粉を使用しています!
創健社さんのラーメンシリーズは、かんすいを使用せずコシとツルツルの食感のラーメンです。
味も、醤油だけでなく、味噌・塩・博多風などいろんな味を楽しめるのも、嬉しいポイントかなと思います。
しょうゆ味の原材料を参考までに載せておきますね。
原材料(原産地記載)
油揚げめん〔小麦粉[小麦(北海道、岩手)]、植物油脂(パーム油)、澱粉[馬鈴薯(国内産)]、植物性たん白(小麦グルテン)、食塩[地中海の天日塩(イタリア)]〕、粉末醤油、酵母エキス、砂糖[さとうきび粗糖(タイ、オーストラリア他)]、野菜粉末、デキストリン、麦芽エキス、香辛料、乾燥ねぎ、ごま油/酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・大豆・ごまを含む)
原材料(一括表示ラベル)
油揚げめん(小麦粉(小麦(国産))、植物油脂(パーム油)、澱粉、植物性たん白、食塩)、食塩、粉末醤油、酵母エキス、砂糖、野菜粉末、デキストリン、麦芽エキス、香辛料、乾燥ねぎ、ごま油/酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・大豆・ごまを含む)
創健社 公式HPより
ただ、揚げ麺なので、酸化防止剤(ビタミンE)は入っています。また、酵母エキスも入っていますね。化学調味料は無添加です。
ムソー どんぶり麺シリーズ
ムソーは、自然食品、オーガニック食品・雑貨の専門商社で、調味料やお菓子など幅広い商品を提供しています。
ムソーのどんぶり麺シリーズも、添加物が少ないインスタントラーメンです。
麺には国内産小麦を使用し、化学調味料は無添加ですよ。
しょうゆ味の原材料を参考までに載せておきます。
ムソー 公式HPより
原材料 油揚げめん〔小麦粉(小麦〈国産〉)、パーム油、馬鈴薯でん粉〈国産〉〈遺伝子組換えでない〉)、食塩、ホワイトペッパー、オニオンパウダー〕、スープとかやく〔食塩、砂糖、粉末しょうゆ(大豆(分別生産流通管理済み)・小麦を含む)、乳糖、酵母エキス、ごま、ねぎ、香辛料(大豆・小麦を含む)、わかめ、ごま油、麦芽エキス〕
ムソーのインスタントラーメンも、揚げ麺ですね。
さくらいのラーメン
さくらいのラーメンは、日本初RSPO認証ラーメンで、認証された持続可能なパーム油の生産に貢献しているそうです。
カップラーメンに限らずですが、パーム油の問題ご存知でしたか?
パーム油問題には、熱帯林の破壊などの環境問題があります。
パーム油の問題について、私は恥ずかしながらあまり気にしていなかったので、これからは少しでも意識していこうと思いました。
桜井食品さんのHPにも詳しく載っています。
https://www.sakuraifoods.com/safety/rspo.html
そして、さくらいのラーメンの麺は、国内産の小麦粉を使用して、かんすいは使っていませんよ。
定番のしょうゆ・しお・とんこつ・ごま・みそ味があります。
ごま味って他のメーカーでは、あまりなかったのでごまラーメン好きさんには嬉しいですよね!
私もさくらいのラーメンを子どもに買っています。
麺は、つるっとして喉越しがいいと思います。スープも普通のインスタントラーメンよりは薄味ですが、おいしいですよ♪
しょうゆ味の原材料を参考までに載せておきます。
SAKURAIFOODS公式HPより
原材料 油揚げめん[小麦粉(小麦(国産))、パー ム油、小麦たん白、食塩]、食塩、砂糖、 粉末しょうゆ、酵母エキス、魚醬パウダー、香辛料、チキンエキス、ポークエキス、コ コアパウダー、ほたてエキス、乾燥ねぎ、 混合節粉末、麦芽エキス、ごま油、(一部 に小麦・大豆・さば・豚肉・鶏肉・ごまを含む)
次に紹介する商品も桜井食品さんから販売されたインスタントラーメンです。
桜井食品 有機ラーメンシリーズ
先ほど紹介した「さくらいのラーメン」以外にも、桜井食品さんから販売されている「有機ラーメンシリーズ」もおすすめです。
麺は、北海道産有機小麦を使用しノンフライで乾燥させて作られていますよ。
ノンフライ麺なのも、揚げ麺を避けている人には嬉しいですよね!
また、食品添加物は無添加です。酵母エキスは入っています。
酵母エキスは、微生物である「酵母」が持っている成分を抽出したもので、食品添加物ではありません。
ただ、酵母エキスは人工的に作られたもので、添加物に近いという意見もあり、避ける人もいます。
SAKURAIFOODS公式HPより
原材料 有機めん[有機小麦粉〔小麦(国産)〕、食塩]、有機しょうゆ、有機醸造調味料、有機ごま油、食塩、有機ココヤシシュガー、有機酵母エキスパウダー、玉ねぎエキス、にんにくエキス、ねぎエキス、昆布粉末、こしょう、(一部に小麦・ごま・大豆を含む)
鳥志商店 博多中華そば
鳥志商店の博多中華そばは、化学調味料不使用・合成着色料不使用・合成保存料不使用・かんすい不使用です。
おいしくてからだに優しい即席麺を届けたい想いから、作られた商品です。
味も定番だけでなく、かぼすやレモン、ごまじょうゆなど合わせて10種類もありますよ。
いろんな味を食べ比べてみるのもおもしろいなと思います!私はかぼすが好きなので、かぼすラーメン気になります!(笑)
また、できるだけ無添加の商品を探している人におすすめなのが、生協もおすすめです。
生協といってもさまざまなのですが、食の安全にこだわっている生協もあるので、お住まいの地域で利用できる生協をぜひ見てみてくださいね。
我が家も自然派食品を購入できる生協に加入していますが、できるだけ添加物が少ない商品を購入することができますよ。
カップラーメンの添加物にはどういったものがある?
ここまで、おすすめのカップラーメンやインスタントラーメンを紹介してきました。
最後に、カップラーメンの添加物にはどういったものがあるのか、簡単に紹介します!
完全に添加物を避けることは難しいですが、知っておくことも大切かなと思います。
増粘安定剤 | 麺のこしをだすのに使われています |
乳化剤 | スープの水と油を均一に混ざりやすくするために使われています |
酸化防止剤(ビタミンE) | 麺に含まれる油脂の酸化を防止するために使われています |
着色料 | 麺の色を一定に保つために使われています |
かんすい | ラーメンのコシをだすのに必要 |
人工甘味料 | カロリーを抑えた砂糖の代替え甘味料として使われています |
また、添加物ではないのですが、「たん白加水分解物」や「酵母エキス」は、コクやうまみをもたらすために使われていますが摂取しすぎると、味覚障害を引き起こす可能性があると言われていますよ。
あと、添加物が少ないインスタントラーメンには、「かんすい」を使用していない麺もありましたよね。
「かんすい」とは、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸系のカリウム塩・ナトリウム塩のうちいずれか1つ以上を含む液体又は粉末のアルカリ剤のこと。
もともとかんすいは、海水を煮詰めたものでした。
しかし、今加工品に使われているかんすいは、ほぼ人工的に作られたかんすいなのです。(天然のかんすいでもさまざまな安全性の問題があったからです )
塩湖の水を使用した天然のかんすいは塩類に炭酸ナトリウムしか含まないのですが、人工的に作られたかんすいは『リン酸塩』を含んでいいます。
この、リン酸塩は過剰摂取するといろいろな悪影響があると言われていますよ。
リン酸塩は、過剰摂取するとカルシウムの吸収が抑制されたり、腎機能の低下や甲状腺機能に悪影響があるかもしれないです。
ただ、かんすいは、麺をゆでる時に溶け出しているので、茹でた麺の残留度は低いみたいです。
また、かんすいの安全性は高いとは言われているので、どこまで気にするかは個人個人の考え方にもよるかなと思います。
気になる人は、ゆでた麺の汁は、スープに使わないほうがいいですね!
いちを添加物は、安全性が確認されています。また、食品添加物がもたらしてくれるメリットもたくさんあるのも事実です。
ただ、摂りすぎはなんでもよくないと思いますし、私も小さい子どもたちにはできるだけ避けれたらいいなと思っています。
でも、なにより気にしすぎるよりも、楽しくおいしく食事を楽しむことも大切。
添加物に関しては、いろんな意見がありますし、何が正しいかは難しい問題です。
自分で考えて判断する際の、参考になれば嬉しいです。
添加物が少ないカップラーメンのまとめはこちら!
- 添加物が少ないカップラーメンでは、「風と光 有機ヴィーガンラーメン」がおすすめ。
- 添加物が少ないインスタントラーメンでは、創健社・ムソー・桜井食品・鳥志商店のラーメンがおすすめ。
- ラーメンに入っている添加物には、さまざまな添加物が入っている
- かんすいはラーメンのコシを出すために使われている。気になる人は、ゆでた汁をスープに使わないのがおすすめ
添加物が少ないカップラーメンは、まだあまり存在しませんでしたね。
しかし、インスタントラーメンならこだわって作っているメーカーさんがいくつもありました!
消費者がそういった無添加の商品を積極的に買うことで、今後どんどん添加物が少ない商品が増えていったらいいなと思いました。
今回紹介した商品が、できるだけ避けたい人の商品選びの参考になれば嬉しいです。
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